紅茶と相性のよいおすすめハーブ13選

紅茶

日本で一般的に親しまれているハーブは、主に西洋文化で使用されてきた香りや味わい、健康によい栄養成分を含む有用植物の総称でのハーブです。


ハーブの語源はラテン語で「草」を意味するherba(ヘルバ)からきています。
個性が強く飲みづらいハーブでも、飲みなれた紅茶とブレンドすると飲みやすくなります。

ハーブはカフェインを含まないため、リラックスしたいときや就寝前にハーブティーとして楽しむのもおすすめです。


多様な種類がありそれぞれに特有の健康効果やリフレッシュ効果が期待できるため、日常生活に取り入れることで心身のバランスを整える手助けにも◎
ハーブは自然の恵みを感じながら、心地よいひとときを提供してくれます。

ここではそんなハーブの魅力を、「紅茶と相性がよい」という部分にフォーカスしてご紹介します。

レモンのような清涼感のあるさわやかな香りが、疲れたときや元気がないときに気持ちをリフレッシュさせてくれます。
他のハーブとのブレンドにも向いており、紅茶とブレンドするとレモンティーのような風味が楽しめるためおすすめ。

レモングラスには整腸効果があるとされ、食後にティーとして飲むと消化促進にも役立ちます。

ラベンダーにはリラックス効果があり、ストレスを軽減する手助けをしてくれます。特有の清々しい香りを持ち「ハーブの女王」と称されることも。
紅茶とブレンドするとで優雅な香りが広がり、心身のケアにも効果的です。

鎮痛・抗菌など、古代ローマ時代から愛されてきたハーブの一つです。

カモミールは月経痛や月経不順など婦人病の薬として用いられてきたことから、別名「マザーハーブ」と呼ばれています。紅茶と合わせるには甘味のあるジャーマンカモミールがおすすめ。
また穏やかな鎮静作用があり、イライラや緊張など鎮めてくれます。

青りんごのような甘酸っぱい香りで味はすっきりしています。

ローズマリーは「若返りのハーブ」といわれており、その由縁は抗菌作用があるから。他にも、血行促進・消化促進が期待できます。

さわやかで清涼感のある風味が特徴です。紅茶と合わせると、香り高い風味が楽しめます。集中力や記憶力を高めるハーブとしても有名です。

バタフライピーはの青色の色素はアントシアニンで、強い抗菌作用を持つことから、アンチエイジング・デトックスに効果的。
紅茶に加えると紫色に変わり、見た目も楽しめるハーブティーになります。

また、牛乳を加えたバタフライピーラテもおすすめです。青と白のコントラストが美しく、映える一枚が撮れること間違いなし!

爽快な香りと清涼感を持ち、消化を助ける効果があります。リフレッシュ効果ではミント系ハーブのなかでも一番です。

紅茶に加えることで、さっぱりとした味わいが引き立ちます。花粉症や風邪による鼻づまり解消や鼻炎にも効果的です。

眠気覚ましや乗り物酔い対策にもおすすめ。

クレオパトラが飲んでいたといわれ、強い酸味が特徴です。ハイビスカスの鮮やかなルビー色はアントシアニン系色素とフラボノイド系ポリフェノールによるもので、優れた抗菌化作用があります。
ビタミンCが豊富に含まれており、メラニンの生成を抑制する効果や疲労回復にも効果的です。

紅茶に加えると、鮮やかな赤い色と酸味が楽しめます。美容や健康を意識している方におすすめ。

エキナセアは免疫力を高める作用があり、風邪の予防に役立ちます。クセが少ないため老若男女問わず飲みやすいのも特徴です。
紅茶に加えると、少しスパイシーで心地よい風味が楽しめます。


エキナセアの由来は「ハリネズミ」を意味するギリシャ語から。

フェンネルは消化を助ける効果があり、腸内の健康をサポートします。また、魚料理との相性が抜群です。紅茶に加えると、甘いアニスのような香りが広がります。
痰を取り除く作用もあり、喉が不調なときにもおすすめです。

利尿・発汗作用により、体内の水分や毒素の排出を促してくれるためダイエットにも最適。

ハーブティーにすると深い青から紫に変化し、さらにレモン汁を数滴加えると淡いピンク色に変化するさまが夜明けの空に似ていることから、「夜明けのハーブ」と呼ばれています。

その深い青色とは反対にやわらかな香りとクセの控え目な味は、紅茶との相性がぴったりです。

ジンジャー(生姜)は体を温める効果があり、冷え性対策にも効果的です。その特徴はなんとていっても刺激のある風味。

紅茶に少し加えることで、ピリッとしたスパイシーな味わいが広がります。また、食前に飲むことで、胃液の分泌を促し消化の働きを助けてくれます。

少量でも効果を感じられるので、ひとつまみくらいでブレンドしましょう。

レモンバームの芳香成分には、不安や緊張で安定しない精神状態を穏やかにしてくれる効果があるとされています。
レモンのようなさわやかな香りはありますが、酸味はなくまろやかな口当たりです。


味わいが穏やかなことから、紅茶や他のハーブとのブレンドにもあいます。

「長寿のハーブ」として知られているセージは、すっきりとした香りと少し苦みのある味が特徴です。

ヨーロッパでは「長生きをしたいなら5月にセージを食べよう」ということわざもあり、殺菌効果・口内炎予防・消化促進など、さまざまな薬効が期待できます。

また血液循環が促され、強壮効果があるとされています。

これらのハーブはそれぞれ異なる効果や香りを持っており、紅茶にブレンドすることで毎回違った楽しみ方ができます。

リラックスや美肌・健康を意識して、ご自身のライフスタイルに合ったハーブを選んでみてくださいね!

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